園長あいさつ

保育の本質

私たちの周りには、いろいろな保育施設があります。そこでは、多様なサービスを競い合い、保育の本質が見えづらくなっている現実があります。

しかし、保育の中心は子どもです。
わたしたちは子どもを中心として、子どもの育ちの連続性を守っていくことが、子どもの成長に不可欠なことと考えています。

遊びは学び

長町幼稚園は小学校教育の先取りをする場所ではありません。
長い人生の土台を形成する学びの場所。

そのためには、何よりも遊びこむことが重要です。
詰め込みの知識ではない、生きるために必要な知恵。

好奇心を持って自ら進んでやりたいことに向き合い、遊びを通して人との関わりを学び、一人ひとりが考える力を身につける。

これこそが乳幼児期に必要な学びです。

神の愛に生かされる

この世界のすべては神さまによって造られました。
わたしたち人間も、神さまによって造られました。
しかも、神さまに似せて造られました。

神さまに造られた一人ひとりの人間は、神様から愛されています。
大人、子どもにかかわらず一人ひとり人格を持っています。
主イエス・キリストは幼子一人ひとりを招かれ愛されました。

わたしたちもそのように、子ども一人ひとりを愛し、家庭という一番小さな社会から少しだけ大きな社会へと歩み出した、それぞれの子どもの育ちに寄り添っていきたいと思っています。

長町幼稚園は、1922年4月より、広坂に日本メソヂスト金澤教会(現日本基督教団金沢長町教会)附属教育事業としてスタートして金沢の地で 100 年保育を担ってきました。
これからも子どもの連続した育ちを支え、地域の子育てに貢献していく園として歩んでいきたいと思います。

ひつじっこ
園長先生

園長 加藤 孔二